フォロワーさんの名前を使って適当な創作をする2

創作小説

そして翌日、僕(勇次)とクラスメイト(きたろう)はまたゲーセンごぼセク(ごぼうセクスィ)へと向かった。

「おう、昨日ぶりだな。」
店長らしき男(daitaiyou1)がにやりと笑った。
「今日は水曜だから、大当たり日だぜ~。」

大当たり日?なんだろう?盛り上がるのかな?
まぁ、いいか。とりあえず「海賊」(海賊)だ!
僕(勇次)とクラスメイト(きたろう)は早速50円を筐体に突っ込んだ。
「今日こそ完膚なきまでにボコってやるからな!」
クラスメイト(きたろう)が意気込んでいる。
「かかってこい!」
「よし!今日はインド洋の悪魔(銀狼)の同キャラ戦だ!」
「海賊」(海賊)内でも最強キャラと言われるインド洋の悪魔(銀狼)は、投げが魅力で一般的にもかなり使用者が多い。

2人で盛り上がっていると、
「だめだめ!使い方が下品すぎる!!」
と後ろから怒号が飛んできた。

「もっとスマートに使ってよね。」
振り向くとそこには小柄な女の子(つーちん)が立っていた。中学生くらいか?

「す、すみません、本キャラじゃないもんで・・・。」
僕(勇次)は思わず謝ってしまった。
「強キャラだからって、強技振り回してるだけじゃ、雑すぎるでしょ。」
小柄な女の子(つーちん)は僕(勇次)を押しのけて、筐体に50円を入れた。
「こうやるのよ!」
小柄な女の子(つーちん)のインド洋の悪魔(銀狼)がクラスメイト(きたろう)に襲い掛かる!

・・・・。

「俺よりブロッキー(インド洋の悪魔(銀狼)の強技)振り回してない?」
「何よ、上品でしょ?」
「う、うん・・・?」

インド洋の悪魔(銀狼)の強技(ブロッキー)は対戦においてやはり不可欠のようだ。

「おい!さすがにやりすぎだろお前!」
筐体の向こう側からクラスメイト(きたろう)がぼやきながらやってきた。
が、相手が僕(勇次)じゃないと知って、目を丸くし、
「あ、すみません・・・。」
と軽く頭を下げた。

「にゃー!」
その気まずい時間を打破するかのように、何かが僕(勇次)らの前を横切った。
「ニャーニャ!!」
猫(ジョー猫)だ。白い、少し毛の長い猫。
・・・ゲーセンにいてもいいものなのか?

「ジョー(ジョー猫)、だめよ~。」
猫(ジョー猫)の後を追うように、今度は金髪の女性(LEINAman)が現れた。
「あら、ジョー(ジョー猫)がごめんなさいね。」
金髪の女性(LEINAman)が軽く頭を下げた。

「あら、「海賊」(海賊)で遊んでたの?」
金髪の女性(LEINAman)が小柄な女の子(つーちん)に声をかけた。

「うん、インド洋の悪魔(銀狼)の素晴らしさを教えてあげたの。」
・・・素晴らしさ?強いのはよくわかったけど。

「どうせブロッキー(インド洋の悪魔(銀狼)の強技)振り回したんでしょ?」
金髪の女性(LEINAman)がクスクス笑いながらそう言った。
ご名答です。

「私も混ぜてくれないかしら?」
「もちろんです!」
僕(勇次)は即答した。

「ありがとう、じきにもう何人か、来ると思うわ。今日は盛り上がる日なの。」
「ええ!まだ来るんですか!」
クラスメイト(きたろう)は驚いた。

それから1時間程たつと、全筐体が埋まるほどの人が集まった。
圧倒的なのは男女比だ。6:4で女性の方が多いような気がする。
和服の美女(Snow合気柔術)や、ポニーテールの女の子(Pin)、もちろんクラスの女子(星龍)もいる。

「ゲームできるし、お姉さんから女の子まで幅広く女性がいるし、ここやばくね?」
クラスメイト(きたろう)はずっとデレデレしている。
たしかに。ここはハーレムみたいだ。猫(ジョー猫)もいるし。

「Guten Abend. Sie、そろそろ帰る時間じゃないかしら?」

昨日会った、茶色のロングヘアーの女性(Schweinhaben)がゲームと雰囲気に夢中になっている僕ら(勇次)に声をかけた。
時計を見ると、未成年者はもう退店する時間になっていた。

「名残惜しいでしょうけど、帰った方がいいわ。決してこの時間以降はここ(ごぼうセクスィ)にいないようにね。」

そう言い残し、茶色のロングヘアーの女性(Schweinhaben)は手を振って店の奥へと戻っていった。

まあ、補導されたりしたら大変だしな。

「えー!もうちょっといようよ~!」
ごねるクラスメイト(きたろう)の腕をひっぱり、僕ら(勇次)は店(ごぼうセクスィ)を後にした。

帰り際、店長らしき男(daitaiyou1)が
「おう、また来いよ。次も水曜日にな。」
と僕らに向かって叫んだ。

水曜日は盛り上がる日みたいだし、そうだ、次も必ず来よう。

来週の水曜も必ず来店する約束をクラスメイト(きたろう)し、その日を心待ちにするのだった。



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