先日、褒めて欲しいマミヤの話をしましたが、教えるって本当に難しいですよね。
ただ褒めてるだけでもだめだし、かといって厳しすぎてもだめだし。
結局自分がどうやってきたかな?どう教わってきたかな?というのを考えて参考にしてしまいがちです。
HSAが昔、厳しかった話をしましたが、実は
彼自身はもっともっと厳しく育てられました。
また自分自身もかなり練習をしたりする方なので必然的に人にも厳しくなりがちです。今でも覚えているのが、人への教え方が怖い・厳しいと言ったら
「こんな事で厳しいとかいってたら強くなれへんで」
と言っておられました。。。
そもそも彼自身、VF2時代は風呂で千本パンチを練習したりしていたそうです。
風呂場でまでやるのか。。。
と驚きましたが、まだまだとんでもないエピソードがあり、
「俺なんかゲーセンでミスったらハリセンで叩かれてたで」
ゲーセンでハリセン????
漫画じゃなくて??
当時シューティングでハイスコアを狙っていた時代、
目標スコアが出るまでひたすら24時間ゲーセンでやりこみやりこみ、
真横には師匠が鎮座。
寝れば
ハリセンが飛んできて
アイテム取り忘れれば
ハリセンが飛んでくる
そんな環境でゲームをひたすらやっていたそうです。
この記事を書くのに、再度HSAに事実確認をしていたのですが、
「いろいろやられすぎて記憶が混乱しとるw」
というお言葉をいただきました。
あまりの過激な指導の数々に
脳が記憶を排出し始めている。。。?
しかも
「筐体に縛られてた事もあった気がする….
ロープで。」
ロープで?!筐体に?!
話をすることにより蘇る、新たな封じられた記憶。。。
スコア出るまでやれ!!というスパルタによりそうなったそうです。
そんな彼ですが「もう時代が違うんやな~」と最近はすっかり優しく教えております。
でも思うんです。
それ多分時代が違うだけじゃない。
ハリセンとロープはさすがに。
HSAの例はかなり極端ですが、ゲームにしろ、仕事にしろ、自分がこうしてきたから、こう教わったからといってそれをそのまま下に伝える必要もなく、その人に合わせて、その時代に合わせていろんな事を教えていくことが大切だなあとしみじみ思いました。
気をつけよっと。