ありがとう、さようならライバルズ

雑記

本日13時をもって、ドラゴンクエストライバルズエースというゲームのサービスが終了しました。


いわゆるトレーディングカードゲーム(TCG)と言われるものの、ドラクエ版です。
遊戯王やマジックザギャザリング、今だとハースストーンやシャドウバースと同じ感じのゲームです。

私はできれば人生何も考えないで生きていけたらいいなと常々思っており、
毎日ベッドでごろごろ音楽を聴いて本読んだり映画みたりして、ごはんも勝手に出てくるみたいな生活を所望しているくらいなので、こういったTGCには無縁だと思ってました。

ところが、私が始める1年前くらいから、会社で微妙に流行り出し、
ドラクエだし(ドラクエ大好き)、やってみようかな~と思いだしたのです。
当初は会社の人達とやって、勝てればいいや、くらいで始めたんですけどね。

やってみたら面白くて面白くて。
まずドラクエの知ってる好きなキャラがたくさん出てくる。
モンスターも主人公や仲間達も出てきますし、主要キャラはボイスついてるし。

アリーナ大好きなので、当初はアリーナ(武闘家)使ってたのですが、その時は難しかったのでゼシカ(魔法使い)と併用して、ルール等覚えて、最初はカードもあまりないのでなかなか勝てませんでしたが、自分なりに調べたり、動画みたり、色々勉強して少しずつ勝てるように。

気づけば会社の人には負けなくなったので、更なる上を目指して、毎日試行錯誤して、ライバルズをプレイしていました。

そして、初めてレジェンドになった日。
私はそんなに課金してなかったので、アリーナかゼシカしかカードがなく、
その時も一番強い部類に属するデッキというよりは2~3番目のグループに入るデッキだったのですが、それでもレジェンドに昇格できて、それは今でも思い出せるくらい嬉しかったです。

毎日頑張ってたのを知ってるほむすて御大も自分の事のように喜んでくれて
謎にお祝い会が開かれました(激甘)

まさかこんなにカードゲームにはまるとは夢にも思いませんでしたね。
自分で向いてないな、多分好きじゃないなと思うことも
実はやってみたらすごく向いていたり、めっちゃ好きになったりすることもあるので、
なんでもやる前から決めるものではないな、と。しみじみそう思いました。

自分の未来を自分で塞いじゃったら、勿体ないですからね。

さらに、「このキャラ誰だ?」と思うことも多々あり、だいたいそれはやったことないDQ(8と10)のキャラで、そんな折、MOVさんとラオウさんがDQ10誘ってくれたのもあり、
「おお、あのキャラ出てくるのか、じゃあやってみようかな~」
とDQ10を始めるきっかけをくれたのもライバルズでした。


カードの能力もストーリーやそのキャラに沿ってたりするので若干ネタバレした部分もありますが、
それよりも

「ああ、だからこんな能力だったんだ!」

とライバルズが非常によくできた、
ドラクエ愛に溢れたゲームであったことに感動することの方が多かったです。

そんなDQ10は今はちょっとまったりですが、これからも継続するくらいお気に入りのゲームで、色んな出会いもくれて、またこれにもとても感謝してます。

考えるゲームの楽しさ、新しいジャンルのゲーム開拓、DQ10への興味等、私に色んな事を教えてくれたライバルズでしたが、急なサービス終了が訪れました。


これもライバルズが教えてくれた、大事なことかもしれません。
いつもあるものなんてない事。好きなものがいつまでもあるわけじゃない事。
これは人も同じですね。大好きな人が急にいなくなったりすることもあるわけですから、
いつ、いかなる時もその時を大事にしていかなければいけないと、再認識しました。


そんなわけで、急なサ終を告げられた私は、あまりにもショックで、
ライバルズをアンインストールしてしまいました。

でもこのことを今、後悔しています。

最後の勇者杯、もうサービス終了は決まっているのに戦う選手の皆さんは本当にカッコよくて、
決勝戦は感動して涙がこみあげました。

そして、ライバルズを続けてきた方々がお別れ配信をしたり、最後までライバルズを遊んでるのを見て、

「あーなんで私は最後まで看取ってあげられなかったんだろう、遊ばなかったんだろう」

と。

高校生の頃、自分が生まれた時に両親が拾ってきた犬がいました。
私と同い年なのもあって、すごく仲良くしていて、
よぼよぼになってもずっと面倒をみていたんですけど、
ある日から、夜泣きが酷くなったり、ああもう長くないんだなという、勘ですが予兆のようなものが感じられて、私も少しノイローゼみたいになって、母親に泣きついて、その後は母親が面倒を見ることになりました。

それから1週間程度で、その子は天国へ行ってしまいました。

その時に、悲しすぎて悲しすぎて母親に面倒を押しつけてしまったけど、どうして最後まで面倒を見てあげられなかったんだろう、と激しく後悔しました。

今回のサ終、そして終わりと向き合って最後まで遊ぶプレイヤーの皆さんを見て、
その時のことを思い出しました。

なかなか人って変われないものですね。
でもライバルズと最後まで向き合うプレイヤーの皆さんを見て少し勇気をもらえた気がしました。

今あるもの全てが当たり前でないということ
好きなものは全力で好きと言っておくこと
自分の適性を自分でやる前から決めてしまわないこと
もし無くなってしまうとしても、次こそは最後まで向き合うこと

当面はVFesガンガンやっていきたいと思います☺イベントもガンガンやってきますよ!




色んなことを教えてくれたドラゴンクエストライバルズに、ありがとう、そして さようなら



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