ゲーム業界ってだいぶ女性も増えてきましたが、まだまだ男性に比べたらその数は及びません。
絶対数が少ないので必然として大切に扱われ、蝶よ華よと見守られ、
そんな存在をいつしか、「オタサーの姫」と呼ぶようになりました。
ゲームやオタク関係以外でも男女比の割合の男性が多いとこの現象が起こりやすくなります。レアリティの産物ですね。
知人で工学系の大学に通っていた子がいたんですが、女性が学部に3~4人しかおらず、彼女のファンクラブまで存在していたそう。凄すぎる。
なんかむちゃくちゃ悪いみたいな話として扱われがちなオタサーの姫。
でも以前、その環境がオタサーの姫を作ったふしがあるので、彼女たちも是非もない存在なのではみたいな記事を書きましたが(こちら)、逆に美女がたくさんいるみたいな環境だったらどうなるんだろう。とずっと思っていました。
そう、それは「藍より青し」や「いちご100%」や「To LOVEる 」のように。。。
と思ったけどそんな環境なかなかないですからね。
その結果を知ることはないだろうと思ってたんですが。。。
話が大きく変わりますが、私、上野が好きでして。
さらに動物も好きなので上野動物園は近いこともあり、何度も訪問しています。
上野動物園といえばやっぱり、パンダ。
上野ってパンダがいる時はもうそりゃあお祭り騒ぎなんです。
生まれた~!!
名前はどうする~?
名前はシャンシャンになりました~!!
こんな程度のことまで民放のニュースになるんです。
名前決めるのも33万通も応募がきちゃって
最終的には都知事がその中から決めるとかで
もうめっちゃ大事なんです。
もちろん上野動物園に行っても、土日のパンダゾーンなんて大混雑で1~2時間待ったりするし、なんなら1~2時間並んだのに
パンダ寝てて全然起きてこないで背中だけを見るはめになったりするんです。
それくらいレアリティが高い、上野動物園の永遠のアイドル、パンダ。
私は東京にずっといたのもあってパンダというのは永遠のアイドルであり、人気者であり、ヒーローであると思っていました。
そう。
アドベンチャーワールドに行くまでは。。。
和歌山県にあるアドベンチャーワールドという動物園。
HSAの実家からそう遠くなかったので、動物大好きな私の為に、HSAが連れて行ってくれたのがきっかけでした。
アドベンチャーワールドにはパンダが6匹もいたんです。
1匹で寝ててもあんなにもてはやされるパンダが6匹も?!
期待は膨らむばかりです。
いざ行ってみると、マジでその辺にパンダがいる。
ガラス張りの中にいる子もいるんですけど、完全に屋外にいる子もいて、なんなら木とか登っちゃってる。。。。
最初はみんな「キャー!パンダ!」とか言ってるんですけど、なんか後半はレアリティ下がっちゃって「あ、パンダだ」みたいな感じ。
なんならアドベンチャーワールドはパンダラブツアー(要課金)というのがあって、パンダに餌あげられたり、近くで写真を撮れたりと、金さえあればなんでもできるスタイル。
上野ではあんなにもてはやされているというのに。。。
カルチャーショックを受けました。
そしてアドベンチャーワールドに行って以来、
上野動物園のパンダはオタサーの姫だったんだなと。
そして姫がたくさんいたら「あ、姫だ」
程度になってしまうんだと。
ハーレムを作り出さずとも、
身をもって知ることができました。
ありがとうパンダたち。
というわけで、パンダが見たかったら和歌山県へどうぞ!!