哲子の部屋のポリシー/運営方針について

山田哲子

今回、12月1日~25日から色んな大会を主催/運営されてる方々が、自身のブログやサイトに記事を投稿する企画「こみゅリポAdventCalender」に参加させていただくことになりまして、良い機会なので普段心掛けていること、これだけは守っていきたいと思っていること等を書き記しておこうと思います!

あくまで「哲子の部屋」のポリシーであり、じゃあ○○はダメなんだなとかそういう話ではないので、「哲子の部屋はこういう考えで動いてるんだな」くらいで留めていただければ幸いです。
今回はメンタル面とか考え方とか、ふわっとしたところの話になります。
実務的な流れとかは昨日 「こみゅリポAdventCalender」 であげていたオレペコさんの記事がめっちゃ参考になるので、ぜひ見てみてください。

①感謝を忘れないこと

まず第一に考えています。大会主催・運営だけでなく、普段の生活においても、何もかもを当たり前と思わず、感謝の心を忘れない事。若い頃はなかなか心掛けられませんでしたが、年を重ねるにつれて本当に大事な事だと思っています。

大会に参加してくださって、ありがとう。協賛してくださって、ありがとう。配信見てくれてありがとう。運営を手伝ってくださって、ありがとう。

今でも大会を開催したり、私どもが配信を続けられているのは皆さんのおかげだと思います。

「感謝の気持ちを忘れない」、いつもホームステイアキラと大切にしようと日々声を掛け合って、この気持ちはどんなに状況が変わろうとも忘れないようにしています。

②選手ファーストであること


私自身がプレイヤーであったこともあり、できるだけ選手に寄り添った大会・イベントであることを心掛けています。

具体的にどういうことかというと、例えば
・選手側の手間を減らす、わかりやすくする
・できるだけ勝敗確認は運営側でやる
・大変だなと思ってもできるだけ選手が楽しい方で運営する
・敗者にも敬意を持つ
等です。

1つ目の手間に関してはそのまま、できるだけ使うツールは少なく(できれば2個、Tonamelとdiscordなど)、エントリーもわかりやすく。
特にVF勢は今時のツールに弱い方が多くw、細かめに操作方法なども書くように心掛けています。
先日行った VFesウィークデートーナメント1st では、初めて勝敗入力を選手にしていただく方式を取ったので、画像などを取り入れできるだけわかりやすく説明をさせていただきました。
(下記画像参照)


2つ目、3つ目について。
前回の「哲子の部屋杯 絆 3on3」では「先鋒申告制」を導入しました。
想定以上のチームにご参加いただき、先鋒固定も検討したのですが、アンケート結果も「先鋒申告制」が人気でしたし、私自身も「先鋒申告制」の方が面白いと思っていましたし、友人が「協力するよ」と申し出てくれたので、「先鋒申告制」を採用しました。

また上にあげた「勝敗確認」。
負けて落ち込んだり、ショック受けることもあるじゃないですか。その時に
「敗者側確認してください」とか、できればしたくないんですよね。
あまりに大規模になると全部は見てられないので、このあたりはしょうがないとは思ってるのですが、うちくらいの規模であればできるだけ運営で勝敗入力 or やるとしても勝った側が入力、負けた側は承認ボタンを押す程度に留めたいなと。

またTonamel信者になっちゃいますけど、Tonamelは敗者は承認ボタンでOK&10分応答なければ自動承認とかも設定できるので、これはほんと選手には嬉しい仕様だなと思ってます。

「私が負けました」
「確認しました」

めちゃくちゃ力入れてた大会で負けた直後に
「負けを認めます」的な文字入力するって、
辛いと思うんですよね。
先にも申し上げましたが、超大きい規模だと難しいと思います、
全部の試合に確認スタッフが必要だたりするわけで。

ただ、哲子の部屋ではできるだけそういう負担を減らしたいなと思ってます。

最後にあげた「敗者にも敬意を持つ」に、今の話も繋がりますね。
負けた選手にもそういう負担、負けたショックの緩和っていうんですかね。
必要以上に構う必要はありませんが、負けたからはい、バイバイっていうのもなんだかなと。
あと敗者を弄るのもあまり好きではないので、敗者インタビューとかもしません。
私はプレイヤーとして一生懸命やってたころは、負けたらそっとしておいて欲しい派だったのでw

哲子の部屋で開催している部屋破り(50戦バトル)では、協賛はすべて、勝ち7:負け3で分けさせていただいてます。
部屋破りは、勝ち負けを1番に考えてるわけではなく、
「上級者の長期戦を見せてもらおう」みたいなのがコンセプトで、
「お互いナイスファイト!ありがとう!」みたいに考えているからです。
なので、協賛があった際には敗者にもきっちり3割をファイトマネーとしてお渡しするようにしています。

対戦終了後にお互いからどんな読み合いをしたかとか、どのあたりが大変だったか等感想を言い合ったりも選手側でNGがなければ行っていますが、これも敗者インタビューといった意味ではなく、あくまで感想戦でどんな考えでそう動いたのかとか、そういう話をメインに進めています。

負けは負けなんですが、はい、君負けたから何もないよ。みたいなのはできるだけ避けたいな~と。
勝ちとか負けとかありますが、その結果に行きつく経緯も大事にしたいなと考えています。

③自分が見たい、わくわくするものであること。 自分がやりたいものであること。自分が面白いと思うことであること


基本的に「自分が面白いな」とか、「これやりたいな」という事しかやりません。
「これやってください」「あれやってください」みたいなご意見もいただくのですが、面白そうと思えばたまに取り入れさせていただくこともあるかもしれませんが、そうでないなら基本やりません。
むしろそれはご自身でやってほしいな~と思います。

別に意地悪でそうしてるわけでなく、自分で決めたこと、自分で面白いなと思った事でないと、自分の中で責任が取れないし、後悔が残るからです。

人に言われたことをやってみて、上手くいかなかったり、参加者が見込めなかったりしたとしましょう。
その責任は誰もとってくれません。実行した自分の責任です。
でも○○さんが盛り上がるに違いないっていうからやったのにな~。。。等
なんだかもやっとした感情だけが残るのではないかなと。

でも自分でやりたいな!面白いな!と思ったことなら
やりたいと思ったしまあいいや。面白いと思ったんだけどな~でもやれたからいいやとか。
自分で納得できるんですよね、自分で決めたから。
だから自分で納得できること以外はしないようにしています。

独歩の回数大会とか居合蹴りの回数大会とか、コスチュームコンテストとか。
そのあたりは完全に自分がやりたい、見たいで開催させていただいたんですけど、めっちゃ気に入ってますw

数字取れるな!?とか これならたくさん参加してくれるはず!!
とか、そういうのもあんまり考えてないです。
そのあたり主軸にしちゃうと、やっぱり思うように行かなかった時に後悔が残る気がして。
幸い企業でもないので、その辺自由にやれます。

なので自分が楽しい、やりたいものを主軸に考えるよう心掛けています。

④でも息切れしない程度に全てを留めること


どんなことにも決めたことにはできる限りのことをするよう心掛けていますが、
決して息切れするようなことはしないようにします。余力は残します。
継続が一番大切だからと考えているからです。

大袈裟な例ですが、借金して豪華な賞品、賞金。
立派な装飾の配信席。対戦台。
その1回が盛り上がったとしても、次にまた同じような大会をするのは辛いです。
でも継続しなければ、終わってしまいます。

なので、できる限り盛り上げる。頑張る。
でも「もうやらねええ!」「疲れた、探さないで下さい」みたいにはならない程度に留めるようにしてます。
たまに忙しすぎて発狂して1~2日くらいはそうなってることもありますが、
幸いなことに3~4日もラーメン食べてビール飲んでたくさん寝たら復活できる体質なので、継続できております。

運営される方々、頑張るのも大事ですが、息抜きも大切にしてくださいね☺


といった感じで、だいたいこの4つのことをいつも念頭に置いて、ブレないように大会やイベントを作るようにしています。
どんなに規模が大きくなってもこのポリシーだけは忘れずに行きたいですね。

これからイベントを主催or運営しようと考えている方の参考資料として。
今現在イベントをされてる方の考え方の1つとして。
参考になれば嬉しいですし、
イベントに参加する側の方には主催運営の考えていることを少しでも知っていただければと思います。
何も考えてないように見えて、主催や運営をする方々も結構色々考えて試行錯誤していたりしますので、最初は不慣れや不手際があると思いますが、生温かい目で見守っていただければ!

ちょっと長くなってしまいましたがこの辺で。

ああ、他の方の「こみゅリポAdvent Calendar 2021」の記事のように有用なことは何一つかけなかったのが悔いですがw
こんな考え方でイベント作る人もいるんだなっていう参考の1つにしていただければと思います。

他の人の方針、ポリシーなんかも聞いてみたいですね!
それではまた!

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