戦とは一人の勇よりも 全員の結束とそれを用いる者によって勝敗が決まる

チームと聞いて、どんなイメージを持ちますか?

私は若い頃は結構一匹狼な方で(今もたいがいそうなんですけど)
あまり群れるのが得意ではなく、かといって女子校育ちだったので「グループ文化」が盛んで、そこからあぶれるのはそれはそれで面倒だったので、とりあえずどこかのグループに所属して、平穏な日々を送っていました。

そんな私ですが、遊び惚けて成績が悪くなったり、それでまた学校行くのが嫌になったりと、若さゆえの完璧主義、1個台無しになったらもうすべてがダメになった気がして、もうどうでもいいかなと更に遊び惚けまして。

そしたらある日家族会議が開かれたんです。

母親がむちゃくちゃ泣いていて。
「どうしてこうなったんだろう、やっぱり私の育て方が悪かったのかもしれない」ってガン泣きしてるんですよ。

悪いのは完全に私なのに自分のせいにする母親を見た時のことは今でも忘れません。

このクソ!産むんじゃなかった出てけ!くらい言われた方がずっとマシなんだなあって。胸が死ぬほど痛みました。

そんな母親を見ながら父親が言うんです。

「家族はチームだと思うんだよ、みんなでいろんな役割をこなして、少し失敗しても他の人が補えばいい。誰かが抜けたらそれはもう同じチームじゃないんだよ」

って。

「家族はチーム」、この言葉は当時の私にとても響いたんです。

それまで、なんとなーく「グループ」はあったものの、みんなで何か理想を掲げて目指したり、助け合ったりした事がなかったので、あまりそういった「チーム」的な考えを持たずに、なんでもできることは自分でやってきたし、特に助けも出さないような子だったので、
そうか、人に頼ることもありなのだなと。


今まで私が知っていたのは「グループ」でした。

でもこの時「チーム」の意味を知りました。

 

VFというゲームはチーム戦が主流で、
主に3on3や5on5の形式の大会が行われています。

私も長年色んな方々と色んなチームを組ませていただきました。
チームによって自分の立ち位置が変わるのもまた面白味のひとつで、

例えば女性5名チームを組んだ場合、同じくらいの実力になるので、一人の勝ちが大きく左右されますし、私が大将を張ることもかなり多いです。

逆にHSAを主軸に組んだ場合、私が大将で出ることなどほぼ皆無、私以外が高段位といった布陣になれば、私の一勝はラッキーレベルで、ほぼお味噌だったりします。

なのでチーム組みによって自分の立ち位置を意識して、自分の勝ちが重要になるなら慎重に、逆にお味噌で荒らしてきてね!みたいな立ち位置であれば先鋒で出て、ガンガン行く、といったように多種多様に変化していきます。

チームメンバーのキャラ構成の要素や相手チームのメンツやキャラ構成にも左右されるのでチーム戦は本当に何通りもの役割が発生すると思っています。

ですが、やはり格ゲー。
勝ちこそがすべて、と私は考えているので、若い時は自分が勝てなかったり、
自分だけが焼き鳥(0勝のこと)だったりすると、申し訳なくて申し訳なくて。
自分の番が終わったら、凹んでとても応援どころじゃなかったりすることもありました。

自分が大将で出て負けたら、それはもう本当に申し訳なくて申し訳なくて。
そう思っていると余計に自分を追い詰めて、いつも通りの動きができなかったりと負の連鎖に陥ることもありました。

でもある時、HSAと話をしていて考えが変わりました。
HSAといえばいつも大将を張っていて、あまり怯えることもなく、逆3タテしたり、逆5タテしたり。

私は彼に問いました。


「大将してて、緊張しない?」


と。


返答はこうでした。

「することもあるけど、

基本的にみんなが勝てなかったから俺が負けてもしょうがないって思うてるで


これが私にはすごくしっくりきて、これを考えるようになってから大将で出てもそんなに緊張せずにすむようになりました。

また、彼は大将で出ることが多いので出番が全然ないこともしばしばなのですが、それを寂しく思ってるのかな?と思っていたら


「俺は基本的には絶対出たくない、
できれば出ないで優勝したい」

と、案外厚かましいことを考えていることを知り、
なんだ、鬼のHSAも人間なのだ、となんだか安心しました。

また、仲間が負けようがあまり気にしておらず


「最終的にチームが勝てばそれでいい」

という考えをベースにしていました。

それからというもの、私が負けてもまだチームは死んでいないのだから一生懸命応援するようになりましたし、自分の負けを気にはするが、引きずらないというスタンスを保つようにしました。

全く気にしないとそれはそれで自分の次へのスキルアップに繋がらず、だらけそうなので。。。

個の力は大切だけれど、個が失われても別の個が補えばいい。

非現実的かもしれませんが、不思議と「大切なものを守ろうとする力」が働いたり、「みんなの応援が力に」なったりして、普段できなかったことができたり、集中力が増したりといった光景を何度も見ましたし、自分も体験しました。

それがチームの力なんでしょうね。

逆にそれで空回りすることもありますが。
お付き合いしてから
初めて一緒にチーム戦を組んだ時のHSAのひよりっぷりは一生忘れません。

いいとこ見せたかったんだろうなあ。もう二度と見られない。。。
本人は忘れてる。

うちの両親も今では
父は、酒ばっか飲んで私にキレられ
母は、冷蔵庫がむちゃくちゃ汚かったり、無駄遣いして私にキレられています。
妹と甥と姪は大変かわいいので、野球に連れて行ったりしていますが、
それも全部チーム。

自分ができることは補佐して、結果チームとして成り立つならよいのかなと。

会社も大きなチームとして考え、誰かができなくても、誰かができればいい。
会社としてきちんと回ればいいなと思い仕事ができるようになりました。

以前はキレ散らかしていましたが、愚痴って貶しても変わりませんので、
(諦めて)その人ができることを探したり、長所を(必死に)見つけたりして運用しようと心掛けています。
フォローしあって成り立てばそれでいいかな~って。
程度によりますけどね。。。

※それに見合った賃金は必要です。


人生はどこかでいつもチーム戦が行われているのかもしれませんね。

人は一人では生きていけないのですから。